peacefuruのブログ

好きな音楽やギターのこと。その他気になることを書き連ねます。

断捨離とギターと自分

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お題「捨てられないもの」

 

売却

数年前に買った、ギブソンの赤いフルアコースティックギターを売却しました。

大事にし過ぎた結果、数える程の使用、ライブはもちろん、セッションにもお目見えさせる場面なく、持ち出すべく買ったセミハードギターに、タグが付いた状態でした。

 

その甲斐あって、それなりのお値段で取り引きできたのですが…。

 

生活、家族を養う内で仕方なく手放したギターですが、買い手が決まった時は少し泣きました(笑)ギター、音楽に夢中になってらっしゃる方が聞いたら、手放す事じたい信じられないと思うと思います。

 

これは音楽やギターに対する気持ちの退化なのか…。

 

手放したら手放したで、再びあのギターを取り返すべく頑張ろうという気がふつふつと湧き上がって来ます。この気持ちだけは「捨てられないもの」なのかもしれません。

 

ありがとうございます!

表現するということ 〜表現するというのは、ご飯を食べるのと同じくらい生きる中で大事なのでは?〜

自分を表現するということ。

 

とても大事だと思います。

 

毎日毎日働いて、目が虚になってる人。疲れ果てた人。死んだ魚のような目の人は、ただただ働いて自分を出すことも表現することもできていないのではないでしょうか。

 

自分は何のために生きているのかわからなくなったら、生活から「表現」が欠けているのかもしれません。

 

今の気持ちを文章にすると、絵にすると、音にすると、フッと心が軽くなります。

 

それは自分を「文字」にしたから、「絵に描いた」から、「音」にしたから。

それぞれの形にするからではないでしょうか。

 

セッションやライブに参加して、音の中に埋もれた時に何とも言えない幸せな気持ちに包まれます。

 

自分を表現した音で、人と繋がることができる。こんな幸せがあるでしょうか。

 

いつもありがとうございます。

 


自分をどう表現するか (講談社現代新書)

ギターアンプ 音作りに困ったら…

ふるふるです。

今日は「アンプの音作りに困ったら」と、いうことであまり音色にこれまで拘りというか、どうしたらいいかわからなかった僕から簡単に説明したいと思います。あくまでも一人の人間の解説ですので、もちろん参考の一つとして聞いてください。

 

まずは出したい音を探してね

17歳からギターとバンドを始めた僕は、当時アンプの設定なぞチンプンかんぷんでした。同じバンドのお兄さん達から、こうしたら…という具体的アドバイス等聴くこともなく「自分の音ブリブリやな(笑)」という言葉で「あ、こりゃ聞きにくいか…」と、クリアの音をドンシャリにしたり…。当時は僕の中では情報量が相当に少なく、悪戦苦闘どころか手探りで、されど適当にイコラインジングしていたのでした。

てな、事をしていましたが、それではいい音が出せる訳はありません。

まずはどんな音を出したいかを明確に!

ですね。


Marshall MG15CDR マーシャル リバーブ搭載ギターアンプ

 

曲に合った音を選ぼうよ

さあ、好きな音も見つかって、試行錯誤してそれに近い音が出せるようになりました。

けど、ちょっと待って。その音は、演奏する曲にほんとに合っていますか?

自己満足で終わらない為にも、曲のイメージや雰囲気、伝えたい事を最大限汲み取って、映画のスクリーンにドカン!と映し出す様に演奏しましょう。また、好きなギタリストならその曲をどの様に演奏するか、イメージしてみましょう。

 

音を決めるのはアンプだけじゃない

ピッキングする時、どんな強さでピッキングをしていますか?バチっという音がするくらいですか?それともカチャカチャとピックが鳴るくらい滑らかに弾きますか?

人それぞれだと思います。

一定の音が出せるようにピッキング練習した後は、強弱をつける練習もしてみましょう。

ピッキングやバッキングの手の角度、左手の押弦の強さ、もし映像があるならば好きなギタリストはどんな体勢で、どんな形で演奏しているか、大好きなフレーズがどういった形で紡がれているか、細かく観察してみましょう。

もちろん驚くほど、弾き方で音は変わります。

 


Fender アンプ Super Champ™ X2, 100V JP DS

 

さいごに

アンプのセッティングがわからなかった僕は手元で音色を変える事に試行錯誤しました。その時は無意識でしたが、今はそれはそれで良い面もあったんだなと思います。

こんな僕ですが、今ではフェンダー系のアンプをクリーンにした音がお気に入りです。

一緒にステキな音を出しましょう!

ありがとうございます!

 


リハスタ定番アンプ100%使いこなしガイド ギター・マガジン

ギターも、人も。

どうも、ふるふるです。

いよいよ、梅雨ですね。昨年の梅雨はそう言えば、仕事を休み始めた頃でした。そして、結局辞めることに至ったのですが…。

今日はギターから教わったことをひとつ。
10代の頃追われるように懸命になって、覚えたギターですが、未熟ながらに思っていたこと。一つのことは、全てに繋がる。通ずるということです。

ギターが弾きたいけどうまくいかんのだ〜と、僕に話をしてくる人でこれまで多かったのは、弾きたい曲があって、それが難解で手こずって前に進まないと。そこで足踏みをしてしまってる人を沢山見ました。
一見ふつうだとは思うのですが、僕はそこで反復して練習するとか言うアドバイスはあまりしません。状態を見てのことにはなってきますが、きっと反復をした結果の話だと思うので。
そして、伝えるのは一度そこから離れること
別のもの(曲)に触れて、練習し遊ぶように伝えます。
一旦離れて忘れた頃、またそこに戻って弾いてみてください。まだ弾けない部分があるかも知れない。けれども全く視点は変わっています。
すると、成長した自分を目の当たりにします。そして思うでしょう「よし、もう少し続けてみよう」

ギターじゃなくても、音楽じゃなくてもあると思いませんか?
僕は同じだと思います。

ありがとうございます!

矢野顕子/ひとつだけ ザ・ベリ-・ベスト・オブ・矢野顕子 /ケイ・エム・ピ-
by カエレバ

エフェクターのこと⓶ jim danrop cry baby 〜 ジムダンロップ クライベイビー 〜

ふるふるです!
今回はエフェクターのこと⓶と題しまして、ギター関連の話となりまするが、ご紹介するのはこちら!

jim dunrop 「cry baby」 #ジムダンロップ 「クライベイビー 」です。

前回紹介した「RAT」とは全く異なる効果なんですが、これは昔キーボード用に発明された様で、それをギターで使ったのが始まりと噂で聞きました。※もっと詳しい人、違ってたらごめんなさい。てへへ。

さて、効果ですが簡単に説明するとトーンの周波数を急激に変化させる事によって得られる音でその波で独特のサウンドが得られるというものです。

もっと、わかりやすく言うと子供の頃よくやった口に手を当てたり、話したりして「アワワワワワ…」と声の波を作って遊んだそれに似ております。トーンと音の大小の違いはありますが…。
そしてその効果の如く、上記のペダルは「cry baby」という商品名がついていますが、他社から出ている同種類のエフェクターを「ワウペダル」とか、「ワウワウ」と総称して呼んだりします。

このエフェクター、だいぶ遊べます。そして、何より上手く聞こえる!(笑)カッティングはもちろん、単音弾きでも自分の音に酔いしれる事ができます。
ただ、offにした途端に現実に戻りますので注意してください。

今日は久しぶりに動画を貼ろう。こちらの動画は学生の頃お世話になった、スティーヴィー・レイ・ヴォーンさんです。ワウワウ使ってます。噂では2台繋げて本家ジミヘンさんと同じ仕様にしてるとか、してないとか…。
曲はvoodoo child !イエー!

大迫力…超ラウドですね!(笑)ヽ(´▽`)/うひょー。だはは。

スティーヴィー・レイさんは大木を裂く様にギターを弾きますが、もっと繊細なタッチで「ワウ」を使って弾くこともあります。
激しい曲でも、静かな曲でもなんでも来いという感じですね。
このエフェクター結構な大きさで移動でも重たかったのですが、最近では技術の発展やデザインの見直しで小型化されているものも多く手軽に持ち運びできるようになりました。昔からこんなん欲しかった!(笑)


この最後のペダルは足元でボリュームを調整できる機能も兼ねている様です…。

ミニサイズを使用している方に聞くと従来のものよりも小さいので踏みにくかったりもするらしいですが…。でも軽いのは魅力です(笑)


と、いうことで今回はjim dunrop cry babyの紹介でした。「これで遊びたい!」「一回スタジオで借りてみようかな…。」と皆さんの中でなって頂けたら幸いです。

ありがとうございます!!

てこずりました。

ふるふるです。

以前の投稿でも書きましたが、僕は月に一度ないお金をはたいてギター教室へ通っております。

7月の受講では初デュオ(ボーカルと僕のギター)の練習を体験しました。


課題曲のfeel like making love です。定番!

技術上の練習であれば、普段行なうようなメトロノームに合わせ徐々にテンポを早くする方法で良いのですが、ボーカルに合わせるとなるとそうもいかず、相手のテンポを掴めず走ってしまったりボロボロでした…。

自分の中のテンポを意識するがあまり、相手のテンポを、息を合わせるということができていなかったのです。

また、ボーカルが声を乗せやすい伴奏が求められます。
ギターの音に表情をつけるのは良いのですが、ボーカルが笑っているのにギターが泣いていたらダメだと。

先生は相手の気持ちや、ボーカルの声を伸ばした場所等細かくその場で判断して、ギターにそれを反映させます。

ここは音を切る方がいい。ここはまだビートを出さずにもう一周りいこう。と、瞬時にボーカルと音だけでやり取りをするのです。

もちろん、それに見合わせるだけのテクニックも必要となります。


この、感覚のドットをナノサイズまで細かくして、演奏者同士で音のやり取りをするスタイルは奥が深く、これから色々な体験をさせてくれそうで楽しみです。

必見! 猛暑を乗り切る方法!(個人的な)

ふるふるです。
今日も猛暑です。皆さんお変わりありませんですか。洗濯ものが一瞬で乾くのは有難いですが。連日本当に色々あります。
火星が地球に近づいたり、災害の復興を後回しにした国会、アメリカの山火事、サメが誘拐されそうになったりだの。
もう色々と気になる事があって猛暑も手伝って注意散漫になりますね。
この猛暑を乗り切る為のくだらない方法を提案したいと思います。

  1. 暑さ対策① 冷凍庫に顔を突っ込む。

もう10年以上も前の事ですが、僕は写真屋さんでアルバイトをしていました。そこで知り合った大学生の女の子は、寮生活でエアコンもないからとにかく家に帰ったら冷凍庫に顔を突っ込みますと、爽やかに話していたのを思い出します。そんな彼女も当時バンドでボーカルをしており、今やソロでプロになられています。fm802で彼女の歌が流れた時は、これ知り合い!これ知り合い!と、誰かに言いたくなりましたが生憎一人だったので感動の共有はなされませんでしたが…。


暑さ対策② 難波から梅田まで歩いて、すぐマクドナルドに直行する。

この猛暑を利用して敢えてその火の中へ身を投じます(どこかの政治家がこの猛暑はチャンスだと言うておりましたが…。その無茶な解釈が、ぷぷぷ…。)。そして、ミナミからキタへ只管に歩きます。そうです。みるみるうちに、体中が悲鳴をあげて、汗が滝の様に流れ出します。もちろん、途中の水分補給(僕はもっぱら三ツ矢サイダーゼロ)&コンビニでの数分の休憩は必須。そして、またひた歩きます。そして目眩がし始めた頃にようやく、梅田へ。そして素早くエアコンが効いたマクドに入り、アイスコーヒーを注文(バニラシェイクでも可です)。滝の様に出た汗、筋肉の疲労のお陰で体感温度は氷点下クラスへ急激に下がります。
イカに塩を塗って甘くなるやつと同じです。たぶん。
ダイエット、体力作り、暑さ対策、全てが合わさったなんて理にかなった方法でしょう!


暑さ対策③wes montgomary-ウェス・モンゴメリー -を部屋で聴く。

皆さんもご存知ジャズギタリストの巨匠ですが、やはり何回観ても聴いてもすごいです。
親指だけであんな音が…。瞬時に紡がられるフレーズ…。そして、顔は余裕。あっという間に引き込まれてしまいます。もう鳥肌ものです。
※部屋のエアコンは全開にしてください。


※ただ今練習中のフルハウスが入ったアルバム。


※ニカズドリームを演奏するウェスさんが観れます。圧巻…。


以上、この猛暑を乗り切る3つの方法でした。 ②は身体を壊す可能性があるので要注意です。 難波から中之島コースとかの方がいいかも知れませんね。

とかなんとか言いながら…体調に気をつけてこの猛暑を乗り切りましょう!!

使いやすいピックはどれ?

ふるふるです。

今日はギターを弾くには欠かせない。いや、指で弾けば欠かせない事もないのですが、ピックでしか出せない音ってありますよね。 使い分けて弾かれている方も多いかと思います。
僕は指弾きは何分練習不足で、ピックを使用する割合の方が多いです。
指である程度弾けたらもしかするとピックは持たないかもしれません…。しかし!今は欠かせないピックちゃん。
今日は自分が使っているピックを簡単に、あくまでも自分の主観満載で紹介していきたいと思います。えっへん。

今僕がよく使っているピックはこちらです。

jim dunlop ティアドロップ型

by カエレバ
色々な厚さのものがありますが、僕は1.14mmのものを使う事が多いです。気分ですが、もう少し薄めのものも使うこともあります。
このピック、僕がいいなと思うのは、パキッとした音から、マットな音まで手先で調整しやすいところです。幅が広いというか。



同じメーカーで、変わった素材のものもあります。

by カエレバ
こちらは毛断ちのある素材というか(笑)楽器屋さんで触って頂けたらわかると思うのですが。おかげでピックと弦の摩擦する音は軽減するかもしれませんね。
使った感じはその質感通り、トーンを絞ってこもらせたようなイメージです。何度か試しましたが、チャリ感がなく僕はあまり使用していません。



あと、こちらもたまに使います。

jim dunlop ultex 1.14

by カエレバ
こちらは僕が敬愛しております、ジャズギタリストの宇田大志さんが使用されていると、YouTubeでも紹介されていました。御察しの通りだいぶミーハーな気持ちで購入したのですが、なかなか太い音が出てジャズには最適といった感じです。素材も独特で爪で弾いたような音に近いような…。フルアコをこれで弾くと、宇田さんの音に近づける気も…します!(笑)気になったら試してみてください♪



ギター弾き始めた頃のピックはこちらでした。

Fender ティアドロップ heavy

by カエレバ


以前投稿した「弾くきっかけ②」
https://peacefuru.hatenablog.com/entry/2018/07/25/090345
この記事でも書きましたが初めて買ったギターが、イシバシ楽器店で通信販売されていたエレキギターセットで、このピックはその中に付属されていたものです。
ギターの形はJackson風だったのですが、それに合わせて、ロックと言えばこの硬さだ!ということだったんでしょうか(笑)これでずっと練習したもんで、その後も長きに渡り硬めのピックちゃんを使用し、お世話になる事に…。



そして少し弾け始めた頃に、このピックを使いました。

Gibson オニギリ型 Hard

by カエレバ
こちらは一番固い表記が、"Hard "となっていますが前項にあげたFenderのheavyに比べ少し薄めな印象です。
同じくGibsonのmidumも試した事がありますが弱目のピッキングには良いのですが、強いニュアンスが出しにくかったので硬めにした覚えがあります。
惜しまれつつ解散したJudy and maryのギタリスト、TAKUYAさんがレコーディングの時は、繊細な表現をつけるためにmidumのピックを使う。ライブでは前にガツンと勢いで引き倒したいのでHard を使うと、雑誌のインタビューに答えられていました。



たかが、ピック。されどピック。
今紹介させて頂いたのはほんの数種類ですが、楽器屋さんに行くと様々な色や形や素材のもの、キャラクターのコラボものなどもあり
ギターをしていない方も一度行って実際に見られると面白いかもしれません。

ちょっと自分の音に飽きた頃に気分転換にピックを変えるのも良いかもしれませんね。なによりも安い!(笑)

さあ、練習頑張ろうっと…!

by カエレバ


絵から音楽へ

ふるふるです。

小学生の時のこと。僕は、自分の前の席に座っているT君と友達になりました。

T君は何やら絵を描いており、それを見ているうちに彼の絵に僕は衝撃を受けました。

自分自身、絵が好きでよく描いていたのですが、その想像力を超えるような発想に当時の僕は度肝を抜かれました。そして、とてもユーモアがあり、話す言葉も知的でした。幼い時から塾やバイオリンやらを習っていたというのもあるかもしれません。活発な印象はありませんが、一緒に居て気持ちが落ち着くような、そんな雰囲気がありました。

すぐに触発され、休み時間には彼と一緒に絵を描くようになりました。


ある日、T君と初めて帰宅後遊ぶことになったのですが何故かその待ち合わせ場所はなんてことのない歩道のマンホールの上。
今考えると、よくそんなところで待ち合わせしてお互いすれ違わず会えたなあと思うばかりです。小学校の低学年ならではの発想ですね。

彼とは途中ブランクがありましたが、出会ってから30年以上経った今も繋がりがあります。

そして、今お互いの手には鉛筆と紙ではなく、楽器があり、音楽を通して交流が続いています。

不思議な縁です。

ギター教室に行ってみて思うこと


ふるふるです。

今現在、僕はギター教室なるものに通っております。16歳の時にはヤマハのグループレッスン、18歳くらいの時にヤマハの先生から紹介を受けたギター教室へ、そして今はソウルやR&B系が好きな先生の元で習っております。


3人の方から手解きを頂いて思うことは、一回目の投稿でもお話しましたようにスタイルや、視点は多種多様だということ。価値観が違うように、演奏する上で大事にすることところが違い
ます。


もちろん、皆んな違って皆んないい。


そこで、面白いなあと思った点をひとつ。

  1. 感情を表現する

微妙な音の強弱を右手と左手でつけて、喜怒哀楽を表現します。表情を変化させるように、音にそれを乗せ変化させる。

  1. 音の距離を表現する

同じく右手と左手で音の強弱をつけ、こちらは遠くから鳴っているかのように、または近くで鳴っているように音を出しダイナミクスを出します。


どちらもギターを弾くときに強弱をつけることで表現されることですが、その動作をする時の動機、目的が違うことで、やはり音の出方も全く違うもののように思われます。



これ程までに演奏する人間の心をこれほど寛容にすくい上げるギターはとても素晴らしい楽器です。

バンド

ふるふるです。

今回のテーマは「バンド」としまして。
ギターを始めた僕は17歳の時にとある知り合いの紹介で、バンドを組む事となりました。
僕以外は全員20代半ばから後半の方で、当時小さいボロボロのノミが聴きに来るようなスタジオで音合わせをしたのを覚えています。



月に一回以上ライブをし、多い時には短期間で10数曲を急遽練習しライブに間に合わせたりとなかなか勢力的に活動をしておりました。

楽曲は、ビートルズを中心に、ザ・フーヤードバーズビーチボーイズ等、洋楽ロック、ポップスのスタンダード的なものから、スパイダース(!)など。
ボーカルの方がMCで「古き良き時代の曲を…」と、口癖のように言っていたのを覚えています。
もちろんオリジナルも演奏しました。ほぼボーカルが作ったビートルズ風の楽曲が多かった様に思います。



学校にあまり行かなかった僕はそこで人間関係を体験することになりました。全員年上だったのでよくしてもらいましたが…。
メンバー間の関係はなかなか良い距離感で、誰かに悪口を言ったり等はなく比較的良好の間柄といった印象です。

自分の個性を活かしたプレーみたいなものはあまりできなかったですが、コピーする中で、楽曲を殺さない演奏みたいなものを勉強できたように思います。

その時は少し退屈に感じていましたが、今では良い経験となっています!

ありがとうございます!!



弾くきっかけ

ふるふるです。

ブログ第2弾のテーマと致しましては、ギターに触れる事となったきっかけであります。
きっかけと言いましても、そんな大袈裟な出会いとか期待させるものはないのですが。

あれは中学3年生の夏休みだったでしょうか。当時、僕はいわゆる不登校でして。学校にはほぼ行かず、夕方や週末に友達と会って遊ぶという。今思えば適応障害のような…。
まあそれは置いときまして。





ある日、友達の部屋に行くとあったわけです。
アリアプロII というメーカーの、フロイドローズのアームが付いた紫のギターが!

「ふるちゃんもやろうや」
友達が言います。
周りには当時流行っていたビジュアル系のアーティストが載った雑誌が散らばっていました。

また別の友達が言います。「オレ、ベースするわ」

ビジュアル系に心を打たれた訳ではないのですが(笑)本当に一番最初のきっかけはこれだと思います。

思春期特有の、これから何か始まるような予感に気付いた瞬間だったように思います。





その後の道程と言えば、そんなワクワクするような事はなかったような、あったような…という感じではありますが(笑)

その後日、僕は両親に頼み込むわけです。
友達から借りた雑誌の通販を指差してこれを買ってくれと。
イシ○シ楽器店 29.800円、ジャクソンタイプ エレキギターセット(アンプ、シールド、ストラップ、チューナー付き(!))
本当は10,000円高いフロイドローズ付きのギターが欲しかったのですが、背に腹はかえられません。
背に腹をかえてもいないのに、もちろん承諾はしてもらえません。
そりゃそうです。それまでギターがしたいのんぞ言うたことも、話したこともなかったのですから。毎晩の様に父親に頼み込み、1週間近く経ちました。



アルバイトに行くことも考えましたが、学校に行くことも疎かになっている自分にお金を稼ぐという選択肢は厳しい現実でした。




やはり高過ぎるか…と、半ば半泣きになっていた、ある日のことです。 つづく