喘息とお茶
今週のお題「好きなお茶」
〜マイ三大茶〜
○ほうじ茶
幼い頃よく季節の節目に、喘息になりました。
喘鳴を聞きながら眠れない夜を何度も過ごしました。痰が絡み咳をする僕に母親は盛んにお茶を勧めるのでした。
今となると、それがほんとに良い方法なのか疑問なのか微妙ですが…。体が冷えるし、水分を取り過ぎるのもあまり良くないのでは?と。けれど、きっと母親からすれば、自分の力ではどうしようもない症状を何とかしたかったのでしょう。
○麦茶
中学生になった頃、夏休みになると友達の家に一泊して翌朝一番で市民プールへ行き、「一日中」流れるプールやスライダーをして遊びました。楽しかったのも束の間、その後熱中症とひどい日焼けによる火傷に襲われ、酷い苦痛に見舞われたのでした…。そんな、ボロボロの体でヤカンいっぱいに入った麦茶の味は忘れられません…。
○ハッカ茶
要はミントティーなのですが…、北海道の農場に一か月お世話になった経験があるのですが、見渡す限りの畑と、何も咎めない大きな空、薄く緑がかった山々がとても綺麗な所でした。
その、農場の方が畑から取れたミントで作ったハッカ茶が超強力で、大きな窓から素晴らしい景色を見ながら、口から火を吐きそうになりながら飲んだハッカ茶が忘れられません。
ありがとうございます!
ガサる程 魚に余る 尋ね人
ふるふるです。今日はガサると魚だけでなく、人との出会いもありますよという話です!
はじめに
もうほんとうに毎週の様にお魚をガサりに行っています。もうこんなに寒くなりましたが、息子の心は夏の様に暑く、火の様に燃え上がっている様で、僕が釣りや仕掛けの知識をつける間もなく、あちらこちらと走り回っております。
人・街・夢・浜村淳
そして最近、息子と気付いたのですが、ガサりに行くと必ずと言って良いほど、そこの近くに住んでいる住人が寄って来て、周辺の情報や最近の出来事を話してくれたりしてくれます。
その出会う確率、約8割です。
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ここ最近では…
アプリの地図を頼りに近所の山にある池へ向かうと、「所有地のため立ち入り禁止!」の看板。やむなく引き返していると、一人の老婆に出会いました。
話を聞くとどうやらその池の事を知っている様子で、なんと地図にも載っているその池がここ数年の台風やら土砂崩れで埋まってしまったと…。
そんな事ってあるの(笑)天災はやはり凄まじい威力なんだと改めて感じました。
最近の台風では木が倒れ、隣の家まで被害が及んだらしいです。
写真撮れば良かったけど、怖くてそんな余裕がなかった件
辛うじて、数カ所の池の内、一か所は残っていましたが策も何もなく、どこかで見た景色だと思ったら水木しげるさんの描く河童に出てくる池にそっくりでした。鬱蒼とした木や草の後ろに、ポツンとある沼池。
はっきり言って怖すぎます…。
愛想の良い老婆に別れを告げ、坂道を自転車で降りようとすると、この狭い道を何やら上がって来る軽自動車。若葉マークが付いています。
また新しい出会いか…と、腹をくくっていましたが通り抜けられないとわかった途端、運転手を交代し、何もなかったようにバックで坂道を滑り降りて行きました。
腹くくらんで良かったやん。
トンボ
当分は毎日上げようと思っていたブログが早速1日抜けてしまいました。いやはや。
昨日は台風が過ぎさり、気温が下がったせいか、家の付近をトンボの大群が。
目をつぶってても獲れそうなほどの数です。これはいける!と、娘と息子がそのトンボを目掛けて網を振り振り奮闘しておりましたが、網を振り回すたびに大群は上の方へ…。
少し待つと段々降りてくるトンボたち。
そして網を振り回す子供たち。
上へと逃げるトンボたち。
少しするとまた降りて来るトンボたち。
網を振り回す…。の、繰り返し。
それもそのはず。伸縮性の網の竿が真ん中でボキッと折れています。
「降りてこいこの野郎っ」「上がるなあっ!降りてこい、あほ!」
息を切らして網を振り回す子供たちが叫びます。
こんなプロレスラーな言葉どこで覚えたんでしょうか…。
振り回すうちに完璧に真っ二つに壊れた網の竿。
仕方なく僕はその折れた竿の代わりに、子供を肩車して竿になってみましたが、結果は収穫なし。「それで獲っても地面に降ろされへんからすぐ逃げられるやん」という息子の超クールなコメントに撃沈。
しかし、肩車は楽しかったようで。
その後、3人でニコニコ帰宅した日曜日の午後でした。
連日続いている猛暑とは関係ない話ですが
ふるふるだす。
今回のテーマと致しまして、「自然」を取り上げたいと思います。
僕が今住んでいるところは、街に出るのに電車で20分くらいの、山が近く自然が豊かなところです。
まあ、自然が豊かと言えど、田んぼが減りマンションやなんかが以前よりは増えましたが。
数年前から暖かくなると週末やなんかに、よく子供と生き物採集へ出かけています。
しかし当初、都会生まれの僕にはメダカちゃんや、どじょうはおろかカエルちゃんすら見つけることができませんでした。
捕まえることかできたこともありましたが、それは向こうから現れた時のみ。自ら彼ら(生き物)の居場所を突き止め捕まえることは、羊水から人生をやり直せと言われる様なものです。
そんなこんなで数年間そういう時が過ぎ、つい最近のこと、また、偶然の産物を追い求める様に、虚ろな目で子供たちと田んぼを覗き込んでいる時でした。
父親と姉妹の親子と思われる3人が田んぼの用水路に突然現れました。本当にいつ来たのかわからないくらい突然です。
その姉妹はきゃっきゃ言うてます。
お父さんはニコニコしてます。
僕はその相対的と言わざるを得ない光景に愕然としました。
虚ろな目をした我々親子と、そのきゃっきゃ言うてる親子とは正に雲泥の差と言って良いほどの落差があり、それは人生を攻略した人間とそうでない人間とを分ける、我々の間に振り下ろされた残酷な斧の様でした。
まあそれは置いといて。
僕は意を決して彼ら親子の持っている小さい水槽ケースの中を見せてもらいました。
何とカエルちゃん5、6匹、エビさまと、どぜうが3、4匹…!
「ここは、どじょうの穴場ですよっ。キラッ」
爽やかな男前なお父さんさんは言い放ち、新たに今度はえらく大き目のどぜう様を網で救い上げました。
なんてことでしょう!!
これまで何十回、いや、何百回とこの田んぼの用水路には来ていた筈なのに…!
僕はショックで、生まれたばかりのガゼルよろしく震える膝に気付かれないよう、自分の子供達に言いました。
「…ほうら見てごらん。こんなに採ってるよ〜」
わらわらと見に来る我が子供たち「すごいね、すごいね」と子供達と1000000回言った後ぐらいにその親子は忽然と帰ってしまいました。
そして、親子が居なくなるや否や、僕は寄り目になりながら、がぜん同じ場所を網で探しまくり無事、どぜう様 2匹 確保。
結婚し今の場所に移り住み、その時初めて自然と触れ合えた様な、つながり合えた様なそんな気がしました。
どぜうを採り、それを家に持ち帰った僕は子供より機嫌良かったことは言うまでもありません…。
嗚呼、大人げなし…。