peacefuruのブログ

好きな音楽やギターのこと。その他気になることを書き連ねます。

UMA ツチノコ 玉虫 と 息子

皆さんはこの三文字を見て、どんな印象を受けられるでしょうか…。

UMA

そう。

ウマです。 いや、違います。

未確認生命体のことです。つい先日息子を連れて自転車で20分程の山にあるサワガニが獲れるという小川へ行きました。靴を脱いでまだ冷た過ぎない水温の中、息子とサワガニ獲りにいそしみました。




小川と山

もう夏休みも終わって他に家族連れ等も居らず川は貸し切りのような状態で、小さなサワガニ4匹、カワムツを2匹捕まえました。

1時間程遊んだ後、そろそろ帰ろうかなと。

家に帰りますよコールをしていると、息子が玉虫を見付け捕まえて声をあげました。その昔アクセサリー等に使われたという玉虫の体は素晴らしい彩りで息子を照らしていました。
本当に自然に囲まれた場所なんだなと携帯を持ちながら実感。


辺りには、もう街中では鳴いていないツクツクボウシや、ミンミンゼミの声がします。すぐ近くに小さな鳥居が。奥には神社があるようで、境内へと続く石でできた橋が川から見えます。

時折、ごごごご…、と遠くの方で飛行機が飛ぶ音が聞こえ、その大自然でそれを聴くとまるで地鳴りのような、山が鳴く声のように聞こえました。

玉虫と息子

少し陽が陰って来ました。電話を終えた僕は、玉虫を持ちながら川の土手に居る息子を少し急かしながら、網とカバンとサワガニが入ったケースを持って、鳥居の下に止めた自転車へ向かいました。

振り向くと息子は草原をゆっくり歩きながら見ています。

「早く行くよ」と、声をかけて自転車に荷物を乗せていると、玉虫を持って小走りにやって来る息子。


怖がっている様子だったので事情を聞くと、草が沢山生えているところを大きな茶色いものが跳ねて移動していたと言うのです。

詳しく聞くと、最近YouTubeで川をガサガサする動画で見た「ドンコ」の様な色だったと。

「ドンコ」は茶色と、黒色が入り混じった迷彩の様な色合いをしています。

by カエレバ

大きさは息子の顔と同じくらいのようで、手を広げてこれくらいと指し示していました。


きっと初めて見て、あまりの大きさだったので、その不気味さに驚いたのでしょう。

「怖かったー」と何回か言っていたので、初めて見るものは頭が認識しにくいのでとんでもないものに思え、恐怖を覚える事があるということを話しながら安心するように促しました。

玉虫と一緒に息子が見たものは


最初的に息子が見たのはガマガエルか、ウシガエルということで落ち着いたのですが、僕は息子の話を聞きながら「ツチノコ」をイメージしていました。黒っぽくて、大きくて、跳ねて動くと聞くと昭和生まれの僕はそこへ行き着きます。


彼がもう少し大きくなって、またその話をする時にあの時に玉虫と見たのは「ツチノコ」だったのかもしれないよと、話しをしたいと思います。



読んで頂いて、ありがとうございます!